市民と造る安心と優しさと緑あふれる庁舎「那覇市新庁舎建設工事」

2011年07月29日

新庁舎では建物全体に壁面緑化・屋上緑化を施すことにより、比較的緑の乏しい市街地にも、コミュニティ道路や学校施設など緑豊な街区にもなじむように計画され、環境共生都市“なは”のランドマークとして位置づけられるデザインとなっております。

沖縄の強い日差しを遮るための深い庇と有孔ブロックによるスクリーン、そこに絡むように計画し植栽された植物によって、木漏れ日の様な柔らかい外光が室内にもたらされます。

尚、緑化には旧庁舎の壁面を覆っていたアマミヅタ、有志の市民で管理していただいている、市花のブーゲンビレアを再移植する予定です。

市民ロビー

利用者である市民の意見を反映させ、市民に開かれた庁舎となるよう、総合案内と各種窓口をわかりやすく配置し、間仕切りの少ない開放的な執務空間で、人や情報が交流し、多目的利用が可能な空間とすることで、市民サービスの向上を図ります。

防災拠点

新庁舎は震災時の安全性を確保するため、県内の本庁舎のなかでは初めて、大規模地震に耐えられる免震構造を採用しました。

非常時には市民情報や防災機能の保全を図り、市民サービス復旧に迅速に対応することができるように自家発電を備え、防災無線室を設置し、災害対策・警戒本部としても機能する庁議室等、安心・安全な災害活動拠点として十分な機能を確保します。

ユニバーサルデザイン

人に優しい庁舎としてユニバーサルデザインに対応した廊下・階段・通路。
わかりやすいサイン(案内・表示)、上下階の移動を円滑にするエレベータ・エスカレーター、障がい者の利用に配慮した多機能トイレ・地下駐車場には車椅子利用者のための乗り降りスペース、乳幼児連れの方のための授乳室・子供用のプレイコーナー設置等、誰もが利用しやすい庁舎とすることが目指された施設です。

環境配慮

建設現場の近隣にお住まいの方や周辺環境に対しては、騒音・振動や事故災害、交通渋滞などの防止に常に配慮した計画を立て、周辺環境への影響が少ないように騒音や振動をモニタリングしております。

その他にも工事排水を浄化して河川汚染を防止し、可能な限り建設機械や運搬車両の排ガスの排出量抑制に努め、大気環境の保全に配慮するなど、環境への負荷を低減するため現場内では色々な対策をしています。

近隣配慮

現場では境界際の地下壁を解体するため、騒音や振動が少ない多機能大口径掘孔機を使用し周辺環境への影響が最小限に抑えられようにしました、また音源となる機械は出来得る限り低騒音型のものを導入し、現場で出る音を最小限にとどめる配慮をしております。

日曜日を除く毎日地域清掃を実施したり、花壇に花の苗の植え付けを行い、少しでも近隣の皆様に快く受け入れられる現場となるよう努めております。

工事概要

名称:那覇市新庁舎建設工事
場所:那覇市泉崎1丁目1番1号 外
発注:那覇市長 翁長 雄志
設計:株式会社 国建・株式会社 環境設計国建JV
概要:構造・鉄筋コンクリート造/一部プレストレストコンクリート造/免震構造
          階数・地上12階/地下2階/塔屋1階
          延床・38,656㎡
工期:2010年6月 〜 2012年12月(予定)
施工:㈱國場組・㈱沖電工・㈱ニシダ工業 共同企業体(建築・1工区):他12工種

現場ブログhttp://nahashiyakusyo.ti-da.net/